Perfume パフューム ぱふゅーむ テクノポップ

23:30は大人の香り

ファン歴が浅いので、リリースされたCDなどを一挙に購入すると結構な金額になります。いわゆるシングルはファンになって以降に発売される毎に、アルバムは音楽CDショップの店頭で売られているものを定価で買うようにしました。それでも手に入らないときは、ブックオフやAmazonの店頭を覗きます。

 

アルバムに収録されていないと、デビューしてまもない頃の曲は入手できないものがあります。エレベーターもそうです。動画サイトでの過去の映像を観て納得するしかないのですが、iPhoneにいれて常時聞きたいとなると事情が違ってきます。レンタル屋さんで借りてきて、コピーすればいいのかもしれませんが、ディジタルだけしか持っていないというのは不安です。ディジタルは意に反して消失します。それがとても嫌なのです。

 

それで、23:30の入っているワンルームディスコのCDを、Amazonで購入しました。私は、23:30は名曲だと思っています。でも、なぜかアルバムには収録されていないし、ライブ映像は見たことがありません。とても残念です。曲の感じが、まだPerfumeの年齢では若すぎるのかもしれません。今の、歌とダンスと映像の相乗効果を狙ったテクノポップ路線では表現しにくい部類なのかもしれません。

 

「Perfume研究」によれば、聴きようによっては不倫をしている二人を意味する歌詞で、潔癖症のあーちゃんにとっては許せないのだというのですが・・・・。私は、どう聴いても不倫の歌詞には聞こえない。好きあっている男女の二人の関係性を純粋に突き詰めていったとても深い歌詞だと思うのですがいかがでしょうか。

 

何年か後には、Perfumeも今のスタイルから変化する時がやってくるでしょう。しっとりとした曲や歌詞を中心に、大人のPerfumeを表現する時期がくると思うのですが、その時に必要な曲が、23:30ではないのかと思うのです。

 

(参考:Perfume研究 http://morinaga1958.blog.fc2.com/blog-entry-55.html )